今西歯科


歯みがき・ブラッシング

◎歯垢とは

歯垢(=プラーク)とは、歯の表面に付着する白く柔らかい沈着物で、いわゆる細菌の固まりです。栄養にしている細菌とその代謝産物から成っています。1個の細菌が倍々に増殖して1日で約10の8乗というとんでもない数になります。
食事の後、歯磨きをせずに放置しておくと、やがて食べかすに細菌が繁殖します。長期間経過すると、歯石となります。

◎歯石とは

歯の表面に長期間付着していた歯垢が、唾液中のカルシウムを吸着することによって石灰化したものです。約2日間で歯石に変わります。これらは、虫歯、歯周病の原因で、硫黄酸化物や酸を発生させ口臭を伴います。歯石は、通常歯ブラシでは取れないため定期的(目安として4ヵ月に1度)に歯科医院で除去してもらいましょう。

◎位相差顕微鏡

当院では、位相差顕微鏡での歯周病菌観察システムを取り入れています。
位相差顕微鏡は今までの実体の顕微鏡と違って物体が光の波長に与え、明暗の差として捕らえ、くっきりとした輪郭を観察できる顕微鏡です。
これにより生きたまま動きまわる微生物の観察や口内細菌などをはっきりと写し出すことができるようになりました。

◎検査の流れ

STEP1 口内細菌の採取

お口の中から唾液や歯垢を少量スライドガラスに採取します。

STEP2 精密検査
要する時間は、ほんの2〜3分です。

STEP3 口内細菌の説明

画面に映し出された生きたまま動きまわる口内細菌や微生物の説明をします。
1. 菌数
(多い、少ない、普通、誰にでも多少はいる など)
2. 菌の種類
(歯周病菌、微生物、真菌など約100〜300種類)
3. 口内細菌の除去方法
(除菌液での歯みがき、抗生物質等の投与の有無)
4. その他

◎ハブラシの選び方

 ・毛先
毛先が極端に細くなっているものは、使用方法が違うと、効果がありません。 毛先がギザギザのものより、まっすぐなものの方が磨き残しは少ないです。

 ・毛の硬さ
柔らかめ〜普通  歯肉が腫れている方は“柔らかめ”を選びましょう。

 ・ヘッドの大きさ
小さめのものが奥歯まで磨きやすいです。

◎ハブラシの交換時期


毛先が開いた歯ブラシではどんなに正しくブラッシングしても磨けているようで磨けていません。ハブラシを後ろから見て、毛先がヘッドの台座よりはみ出して見えるようになると、取り換えのサインです。ハブラシの交換目安はおよそ1ヵ月です。(1日3回の歯磨きで)1ヵ月も経たないうちに毛先が開いてしまうのは、歯磨きに力を入れすぎです。軽い力で磨きましょう。力を入れすぎると、歯肉に傷がついたり、歯が削れてしまうことがあります。
細菌の繁殖を防ぐためにも月に1回は交換しましょう。

◎ハミガキ粉の必要性

基本的には、ハミガキ粉をつけなくても、歯垢は除去できます。
ハミガキ粉の利点は、フッ素入りのものであれば、虫歯の予防効果があります。またハミガキ粉に含まれる研磨剤により、歯の表面に沈着した黄ばみをある程度取り除きます。
欠点は、研磨剤により、歯の表面が削られることが見られます。また、香味剤により、磨き残しがあるにもかかわらず、口腔内がすっきりしてしまうため、歯が磨けたと錯覚してしまいます。
ハミガキ粉を使用する場合は、ハブラシの1/3程度にしましょう。

◎磨き方のポイント

歯磨きは、必ず1日3回行うようにしましょう。特に就寝前の歯磨きは大切です。歯磨きを行わないと、寝ている間に、お口の中で、たくさんの細菌が繁殖していきます。
磨く順番を決めましょう。あちこち磨くと磨き残しが多くなります。上の歯と下の歯は分けて磨きましょう。噛んだまま磨くと、歯と歯茎の間に虫歯ができやすくなります。
口は半開きの状態で、上の歯の表側→裏側→噛むところ→下の歯の表側→裏側→噛むところの順に磨きましょう。特に汚れがつきやすいところは、歯と歯の間、歯と歯茎の境目、噛み合せの溝、奥歯の裏側です。


ハブラシは鉛筆持ちにしましょう。




歯と歯の間、歯と歯茎の間にしっかり毛先をあてて、歯の表側は歯に対して90度、裏側は45度に、ブラシを当てましょう。(スクラッビング法)
力を抜いて、小刻み歯ブラシを動かしましょう。1か所につき、10〜20分ぐらい磨くようにしましょう。奥歯の最後端も歯垢がたまりやすいところです。歯ブラシの中央部の毛を当てて磨きましょう。
ただし歯の形態は人それぞれ全く異なります。自分にあった磨き方を把握するようにしましょう。


前歯の裏は、歯ブラシのかかとを使って奥歯の後ろは、歯ブラシの先端を使い、 縦に動かします。


奥歯の後ろは、歯ブラシの先端を使い、縦に動かします。前後や横向きにして動かします。

◎補助的清掃用具

ハブラシだけでは汚れが落ちない時は補助的清掃用具(歯間ブラシ、デンタルフロス、ワンタフトブラシ)を使いましょう。
歯間ブラシ
歯間部プラークの除去率は歯ブラシだけを使った場合58%、歯間ブラシを併用すると95%にアップします。ただし、歯間ブラシは歯と歯の間が狭い場合、無理して入れると歯や歯茎を傷つける事になります。
☆使い方☆
歯と歯の間にあった歯間ブラシを選びます。
歯と歯の間にブラシ部の先端から挿入し、前後にゆっくりと5〜6回動かして清掃します。歯の並びに沿ってまっすぐ差し込みましょう。




ワイヤーの先端を歯肉に突き刺してしまうと、歯茎を傷つけてしまうので、注意しましょう。ブラシの毛先が乱れてきたり、ワイヤーに弾力性がなくなってきたら、新しいものと交換してください。

デンタルフロス
デンタルフロスは歯と歯の間にある歯垢を効果的に落とす掃除用具です。

素材はナイロン。 単に見ると1本の糸だけに見えるかもしれないが、実は細かい繊維の束になっています。デンタルフロスは歯の隙間が狭い人におすすめです。
デンタルフロスの使い方には次の方法があります。

1.指に巻いて使う

2.ホルダー付フロス

この中で1の「指に巻いて使う方法」がおすすめです。やり方を覚えるまでが大変ですが、覚えてしまえばそれほど苦にならないはずです。 “1”が難しい!と感じる方は、“2”を試してみてはどうでしょうか? 使用は簡単ですが、ホルダーが付いている分値段が高い、指に巻くのと比べて張りが悪い、ほつれやすいという欠点があります。
☆使い方☆
歯と歯の間にゆっくりスライドさせながら差し込み、歯と歯茎の境目より1〜2mm下(歯茎が隠れるくらいまで)まで入れたあと、どちらか片方の歯に沿わせてノコギリで切るように数回掃除します。終わったらもう片方の歯も同じように掃除します。

ワンタフトブラシ
歯並びが悪い方、ブリッジが入っている方、矯正中の方、歯茎がやせて歯の根っこが露出してきている方、奥歯が磨きにくい方などは、普通の歯ブラシと併用して、ワンタフトブラシを使用してください。
☆使い方☆
毛先を歯と歯茎の境目に沿って動かします。力をいれず軽くなぞるだけで歯垢(プラーク)が落とせます。




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