スタッフBLOG

大阪府東大阪市　今西歯科医院　助手の中川です。まだまだ寒さの続く厳しい季節ですね。この寒い時期冷たい物がしみるなんてことないですか？それは知覚過敏によるものかもしれません。知覚過敏とは、歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みで、特にむし歯や歯の神経（歯髄）の炎症などの病変がない場合にみられる症状を言います。では知覚過敏の原因はなんでしょうか。それは、歯の象牙質という部分が露出すると、刺激が神経に伝達されやすくなり、知覚過敏が生じるうようになります。象牙質が露出するのには様々な要因があります。歯が擦り減ることによる象牙質露出や、歯が溶けることによる象牙質露出など原因は何にせよ、歯がしみるのはいやですよね。覚過敏症は、軽度なものでは期間が経過すると自然に消失することもよくあります。これは象牙質の露出部において、唾液や歯みがき剤からの再石灰化成分によって、象牙質の微細な空隙が封鎖されてくるためと考えられます。露出した象牙質は歯みがきでも痛みを感じやすくなっていますが、歯みがきを十分に行わないとプラークが付着します。プラーク中にはむし歯菌がいて、酸を作りその歯の表面を溶かしています。再石灰化とは逆の脱灰という現象です。こうなると知覚過敏はむしろ悪化することも考えられます。知覚過敏の改善にも歯みがきはとても重要です。また、しみる症状が出ている時は日常の歯磨きの際のうがいの水を、ぬるま湯に変えてみる、極度に冷たい・熱いものの摂取を控えるなどの工夫だけでもしみるのを防ぐ事が出来ます。知覚過敏でお困りの方は今西歯科医院へ